いつまでもミニと一緒に走っていたい
お盆が近づいて、亡くなった親やペットのことを思い出すと同時に、夫婦の絆について話すことが増えてきました。
お互いの年齢の話になると、つい「もう年だから」とか「若い頃は…」なんて、ついつい昔を振り返ってしまいがち。でも、私たち夫婦にはミニがあるから、そんなときも"今"のことを語りたくなるんです。
10年前、インターネットで見つけた個人売買の車に、夫婦そろって一目惚れ。ミニに詳しいわけでもなく、ただ、なんだか「この車と暮らしてみたい!」と思い、気持ちがグッと引き寄せられました。それからは他の車に見向きもせず、このミニと一緒に過ごしてきました。
3000kmごとのオイル交換、ちょっとした?パーツの交換、時には出先でのトラブルも。痛~い出費もちょこちょこあったけどでも、だからこそ思い出は濃く、ふたりの会話も増えました。
「クーラーの調子が今日は少し機嫌悪そう」
「そろそろオイル交換しないと...」
まるで子供の進路について話すような感じで、この"共通の話題"に日常が豊かになる。そしてドライブに出かけると、知らない人に声をかけられることも増えました。
「かわいい車ですね!」
「昔から欲しいと思ってたんです!」
そんな会話から、思いがけない出会いや繋がりが生まれるのもミニの魅力。
年を重ねるにつれ、できないことも増えてくるけれど、ミニは「手をかけることを楽しむ車」だから、焦ることはない。
のんびり、じっくり、気持ちに余裕をもって付き合える。
ある意味で、私たち夫婦にぴったりのパートナーだと思っています。
「あと何年乗れるかな?」と笑いながら話すけれど...、
本音を言えば、ずっと一緒にいたい。
ふたりで歳をとっていくことに、ちょっぴり不安があっても、ミニがそばにいるだけで、元気になれる。
大げさかもしれないけれど、ミニは"人生をともに走る"子供であり、これから生活にも、楽しみを与えてくれる存在です。
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