モンテカルロの伝説「ジョン・クーパー」が今も愛される理由

クラミニの魅力に取り憑かれた我々オーナーの多くが、「ジョン・クーパー」の名前を一度は耳にしたことがあるでしょう。

しかし、この人物がミニに与えた影響の大きさを、どれだけの人が知っているでしょうか?

ということで、ちょっと調べてみました。


1964年、ミニは決して"ラリー向き"とは言えないコンパクトカーでした。しかし、その年のモンテカルロラリーで、この「ジョン・クーパー」が手がけた「Mini Cooper S」が総合優勝を果たします。そしてこの快挙は、当時のレース界に大きな衝撃を与え、小さなボディで巨人を倒す"ミニ神話"の始まりとなりました。


「ジョン・クーパー」はもともとF1チームの創設者で、ミッドシップレイアウトの先駆者だったとか。そんな彼が、ある日友人でみなさんご存知の「アレック・イシゴニス(ミニの開発者)」と一緒にいたとき、ミニのポテンシャルに気づき、スポーツモデルへの改造を提案しらしいのです。これが、のちの「ミニクーパー」「クーパーS」誕生のキッカケとなります。


では、私たち令和を生きるミニオーナーにとって、「ジョン・クーパー」の存在は何を意味するのでしょうか。

それは、「クルマは性能だけではない。情熱とアイデアでどこまでも楽しくなる」ということを、彼が教えてくれたから。狭い道も、峠のカーブも、街中のストップ&ゴーも、ミニで走るとどこかウキウキしてしまう。あの感覚のルーツには、「ジョン・クーパー」の"遊び心"と"反骨精神"が流れているからだというのです。


私達にとってミニは、単なる移動手段ではありません。ひとつの文化であり、哲学であり、そして歴史を受け継ぐ証。エンジンの鼓動、独特のハンドリング、どれを取っても「ミニらしさ」は他のクルマでは味わえません。

そして、あなたのミニも、きっとどこかで「ジョン・クーパー」の情熱を感じているはず。だからこそ、これからも手をかけ、愛し続けていく価値があるのです。

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