クラシックミニが一番走っている国はイギリスじゃない?

ミニといえば、やはり本場はイギリス。

1960年代に誕生し、街中を軽快に走る小さな車として世界中に広まりました。だから多くの人は「ミニが一番走っている国はイギリスだろう」と思っていると思うのですが...、

確かに、発祥の地であるイギリスには今でもたくさんのミニが走っているそうです。ミニ専門ショップやイベントも多く、ミニ文化が根付いている国であることは間違いないとか。


私はイギリスには行ったことはありませんが、聞くところでは街中でも普通に見かけることがあり、週末になるとミニのツーリングイベントが開催されることもあるそうです。

ですが、事情に明るい日本のミニ専門ショップの話を聞くと「一番走っている国は本当にイギリスなの?」と感じることもあると言います。


理由のひとつは、イギリスの気候。


イギリスは湿度が高く雨も多い国。さらに冬になると道路の凍結防止のために大量の塩(ロードソルト)が撒かれます。この塩がミニのボディにとって大敵で、錆びやすくなってしまいます。ですからミニを長年乗り続けるにはかなりのメンテナンスが必要だそうです。


一方で、日本はどうでしょうか。

日本は車検制度があり、古い車でもしっかり整備されながら乗られているケースが多くあります。さらにミニを専門に扱うショップも多く、部品の供給や修理体制も整っています。オーナーの愛情も深く、ガレージ保管されている車両も多いのが特徴です。


実際にミニのイベントに行くと、何百台、時には何千台というミニが集まります。しかも驚くほど状態の良い車両が多い。海外のミニオーナーからも「日本には綺麗なミニが多い」と言われることがあるほど。

もちろん、台数としてはイギリスの方が多いかもしれません。ですが「状態よく走り続けているミニ」という意味では、日本は世界でもかなり上位の国ではないかと。

昔、ピックアップを並行輸入した人が、オールペンするのにボディを剥離すると段ボールやパテの痕だらけだったと言っていましたが、鈑金塗装の丁寧さも日本は優れているのではないかと思うのです。


そんな話も総合すると、日本では、ミニは単なる古い車ではなく、オーナーの情熱で生き続けている日本の職人技術に支えられてた車だと思うのです。


小さなボディに、独特の走り。

そしてオーナー同士が自然とつながるコミュニティ。

そして何よりも主治医の存在。


60年以上前に生まれた車が、今でも世界中で走り続けている。

ミニには、そんな特別な魅力があるのかもしれません。

もしかすると将来、「ミニが一番元気に走っている国は日本」と言われる日が来るかもしれませんね。


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