新作パーカーが動いた一週間
先週リリースした新商品のジップアップパーカーが、思っていた以上に動いた。
スマホに売れたことを通知するメールが届いた瞬間は、何度経験しても嬉しいものだ。
正直言えば、不安もあった。
価格はこれまでより少し強気。
安売りではなく、品質と世界観で選んでもらう方向に舵を切った商品だったからだ。
「本当にこの価格で買ってもらえるのか?」
「今までのお客様はどう感じるだろうか?」
そんな思いを抱えながらの発売だった。
けれど結果は、想像よりも良かった。
発売直後から注文が入り、数日で何枚も売れた。
これは単に"パーカーが売れた"という話じゃあない。
きっと私達の価値が伝わった!ということだ。
素材にこだわり、シルエットにこだわり、プリントのバランスにこだわった。
ただ安いだけの商品ではなく、「好きな人に刺さる一枚」を目指した。
数ではなく、共感。
大量に売るよりも、「これが欲しかった」と思ってくれる人に届くことのほうが、今の自分には嬉しい。
以前は、売上金額ばかりを見ていた。
何枚売れたか、いくらになったか。
でも今は違う。
利益が残ること。
ブランドの価値が下がらないこと。
そして何より、自分が胸を張れる商品であること。
今回のジップアップパーカーは、その方向転換が間違っていなかったことを教えてくれた。
もちろん、まだ道の途中だ。
爆発的に売れたわけではない。
これからが本番だ。
それでも、「選ばれた」という事実は大きい。
小さなブランドでも、きちんと想いを込めれば伝わる。
価格で勝負しなくても、世界観で勝負できる。
そう実感できた一週間だった。
商売していると、迷いは尽きない。
価格を上げるべきか、据え置くべきか。
数を追うべきか、利益を守るべきか。
今回の結果は、ひとつの答えをくれた。
“安さ”より“価値”。
これからもブレずに、好きなものを好きな形で作り続けたい。
そしてまた、通知が鳴るたびに小さくガッツポーズができるように。
先週の嬉しさをエネルギーに、次の一手を考えていこうと思う。
0コメント