帰省ラッシュが始まる前に、ミニと夫婦でのんびり夏ドライブ

お盆が近づくと、ニュースでは毎年のように「帰省ラッシュ」の映像が流れます。渋滞する高速道路、満席の新幹線、慌ただしく移動する人々の姿…。そんななか、私たち夫婦はミニに乗って、ちょっとだけ違う夏の過ごし方を選びました。


目的地は鎌倉。埼玉所沢から少し離れているけれど、時間を気にせず、のんびり走るにはちょうどいい距離です。もちろん、混雑を避けて朝早くに出発。エアコンの効きがちょっと頼りないミニでも、早朝の空気はまだ涼しくて快適でした。


窓を少し開けて、潮風を感じながら走る134号線。江ノ島や七里ガ浜が近づくにつれて、海の色が少しずつ変わっていくのがわかります。助手席の妻が「夏の海って、なんでこんなに元気な色してるんだろうね!」なんてつぶやく。そんな会話も、ミニの小さな車内だからこそ、すぐそばに響いて心地いいのです。


途中で立ち寄った湘南ドライブ定番のカフェでは、他のお客さんに「かわいい車ですね」と声をかけられたり、年配の方から「昔乗ってたよ」と懐かしそうに話しかけられたり。いつも思うんですが、ミニは、ただ走るだけじゃなくて、人と人をつないでくれる不思議な力を持っている気がする。



帰り道、少し日が傾いてきた頃。海沿いの街はまだ賑わっているけれど、どこかゆったりした空気が漂っていました。帰りの渋滞が始まるまえにサッと帰ろうと、ミニのハンドルを握る手に少しだけ力が入りました。


「昔は、鎌倉行くのってもっと複雑に感じたよね!」と妻が言うと、「でも今は、こうして圏央道一本で来られるようになった!」と私が応える。年齢を重ねた分、スピードじゃなく"過ごし方"を大切にしたくなる。そんな夫婦の時間に、ミニはとてもよく似合います。


帰省ラッシュが始まる前に、渋滞に巻き込まれることもなく、夏の平日に鎌倉を満喫した1日。私たちにとって、これこそが「帰る場所を持つ幸せ」と「今ここにいる喜び」の、ちょうど真ん中なのかもしれません。

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