旧車の自動車税も高いけど…それどころじゃない!お米が高すぎる!
最近、スーパーで米コーナーを覗くたびに、高額な金額にため息が出ます。
「どんどん値が上がってる…」様子に、日々の食卓に欠かせない日本人の"主食"だけに、この値上がりはどの家計にも大きなインパクトを与えているんではないでしょうか。
以前は10kgで3,000円前後だったものが、今や4,000円を超えることも珍しくない。どんなに燃費の悪い旧車でも、毎日給油はしません。でもお米は毎日食べる。これはもう、旧車の割増自動車税の比ではないインパクトです。
確かに、天候不順や肥料・燃料コストの上昇など、農家さんが直面する課題を考えれば、値上がりもやむを得ないのかもしれません。そんな中、小泉大臣は「政府備蓄米」を安価で消費者に届くような方針を示したことで、多少は価格が落ち着くかもしれません。
でも、もっと根本的で持続的な支援策があるのではと思うのです。
ネットの仕事をしている私が思うのは、農家さんと消費者が直接つながる「ネット直販」の環境整備と支援こそ、いま本当に必要なことではないかと思うのです。仲介を減らすことで流通コストを抑え、農家さんには適正な利益が、消費者にはお手頃な価格が実現できます。
しかし現実には、多くの農家さんは高齢で、ネット販売やSNSの活用はハードルが高いのも事実。ホームページの作り方が分からない、発送の手配が大変、支払い方法の整備ができない…。こうした課題を一つひとつ解決していく「ネット直販支援制度」があれば、どれだけ助かることでしょうか。
例えば、自治体や農林水産省が主導して「農家向けネット販売サポートセンター」のような仕組みを作ったり、オンライン販売に必要なページ作成・決済導入・発送の手順などを一括で支援する補助制度があれば、きっと多くの農家さんが一歩を踏み出せるはずです。
ネット直販は単なる販路拡大ではありません。地域の農業を守る手段でもあり、消費者が安心して食卓に米を並べられる仕組みをつくることでもあります。
旧車好きとしては「自動車税の優遇」もぜひお願いしたいところですが、それよりもまず、みんなの毎日を支える米をどう守るか。今こそ国が本腰を入れるべきだと、私は強く感じています。
0コメント