“当たり前”になっている小さな幸せ
毎日繰り返していることは、いつの間にか「当たり前」になる。
朝起きて、顔を洗って、仕事の準備をする。下の事務所に降りていつもの作業をする。特別なことは何もないけれど、それが日常だ。
以前は、もっと刺激が欲しいと思っていた。
変化がない日々は退屈で、昼の2時に自宅にもどる日もあった。そんな時は不安だらけで成長していないように感じていた。でも最近は、その考え方も少し変わってきた。
同じことを、同じように続けられているという事実。
それ自体が、実はとても恵まれていることなんじゃないかと思うようになった。
体を崩したり、引っ越ししたりすると、それまで普通にできていたことが急にできなくなることがある。そうなって初めて、「あれは当たり前じゃなかったんだ」と気づく。
今、こうして日常を送れていること。
思った通りにいかないことはあっても、毎日を積み重ねられていること。その一つひとつが、小さな幸せなのかもしれない。
派手な成功や、大きな出来事はなくてもいい。
静かに続いている日常の中に、自分なりの満足や安心があれば、それで十分だと思えるようになった。
当たり前になっているものほど、失ってから気づきやすい。
だからこそ、今ある日常を、少しだけ大事にしたい。そんなことを考えた、何でもない一日だった。
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