TUFREQ製のルーフキャリアについて
インスタを通じて特に海外の方からよくお問い合わせをいただくウチの「ルーフキャリア」についてですが、これは鎌倉のアレックさんでもう7年程前に購入したもの。元はジムニー用のキャリアをミニ用にサイズを調整したものなんです。
メーカーはTUFREQ(タフレック)といい、もう残念ながら廃盤となっていますので、アレックさんでも購入することはできなくなりました。
ミニに乗っていると、荷物を積みたい場面は意外と多くあります。日常の買い物はもちろん、キャンプや車中泊、アウトドアでの移動、またはショップイベントやミーティングへの参加など、ドライバーそれぞれのライフスタイルの中で「もう少し積めたらな…」と感じる瞬間は多いでしょう。
そんな時に頼りになるのが、このTUFREQ(タフレック)製のルーフキャリア。見た目のクラシックさを損なわず、機能性も兼ね備えた国産ブランドとして多くのミニオーナーから支持を集めています。
このルーフキャリア最大の魅力は、まずその“佇まい”にあります。国産でありながら英国クラシックカーであるミニの持つ丸みのあるボディラインや小さなシルエットに対して、違和感なく自然に馴染むデザイン。無骨になりすぎず、それでいてしっかりとした存在感があり、取り付けるだけでまるで1960年代の欧州ラリーカーのような雰囲気が漂います。
ミニはそのままでも十分絵になるクルマですが、ルーフキャリアを載せた姿には不思議と“旅車”としての味わいが加わります。耐久性や使い勝手の面でもタフレック製は既に高く評価されています。そして何より3万円台(購入当時)と安いのも魅力。
国産ならではの丁寧な作り込みと精度の高さ、そしてスチールフレームならではの安心感。雨や紫外線にさらされても歪みにくく、長く使いたいミニオーナーにとっては大きなメリットと言えます。また、積載性もしっかりしており、ウチの場合はW600×D390×H370(mm)のトランクカーゴを3つピッタリ載せられるため、イベントの出店には十分役立っていて、モンテキャリアでは到底積めない荷物量も余裕でこなせます。
さらに良いのは、ただ“載る”だけでなく、“雰囲気を作る”アイテムであるという点です。イベント会場やカフェの駐車場で、キャリアを積んだクラシックミニは自然と視線を集めます。「そのキャリア、どこのメーカー?」と聞かれることもあるでしょう。それほどタフレックのキャリアはミニとの相性がよく、写真映えも抜群です。SNSやインスタでも、キャリア付きミニは圧倒的に“いい絵”になります。
取り外しについても比較的簡単で、純正雨どいにクランプで固定する仕組みのため、特別な加工は不要。週末のガレージワークとして楽しむ人も少なくありません。
残念なことにメーカーであるタフレック社がこのルーフキャリアを作ることをやめたたため、中古品が出回らない限り手に入りませんが、荷物が積める便利さ以上に、ミニの世界観そのものを広げてくれる。そんな魅力的なアクセサリーと言えるでしょう。
それでもたまに出品されているので、メルカリやヤフオク、イベントの状況をチェックしておくのがよいと思います。
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