土曜の昼はといえばやっぱり"お好み焼き"でしゃろ!
我が家「富井家」では、子どもの頃から、土曜の昼は決まって"お好み焼き"でした。学校から帰ってくるとキャベツ刻む母親がいて、「やったー、今日もお好み焼きやなぁ!」って、弟と二人で顔見合わせる。そして、テレビつけたら必ず吉本新喜劇。
鉄板の上でジュージュー焼ける音と、ソースの甘い香りが部屋中に広がったら、吉本新喜劇のオープニングの時に緞帳(どんちょう)が上がるタイミングに合わせて、兄の私がご飯とみそ汁をよそう。そうです、あの"お好み焼き定食"の準備です。
「今日はこれぐらいにしといたるわ!」
「おじゃましまんにゃわ!」
「ごめんください」
こんなしょ~もないギャグがお好み焼き定食に加わり、大阪人として形成されていきます。そうこれが大阪人の定番教育なのです。
それにしても、あの頃の土曜の昼はほんまに平和で幸せでした。家族で笑いながらお好み焼き食べて、新喜劇見て、ゆっくり昼寝して。まるで映画「三丁目の夕日」の世界。
コメや卵がこんなに高騰したり、古い車の税金が高いだどうだなんて話もなく、ただみんなが前を向いて生きていたような気がする。
今、大人になってもプロ野球の試合を見ながら毎晩食事をしていると、何故かあの頃の記憶が蘇ります。こんな"幸せ時間"をこれからも大切にしたいなぁ。と思った一日でした。
サトテル!ホームラン王目指して頑張れ~
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