「旧車の自動車税が高い」という理不尽さについて思うこと

クラシックミニといえば、そのコンパクトな見た目とは裏腹に、世界中の車好きの心をつかんで離さない名車。誕生の地、イギリスでは「ミニ」は単なる乗り物ではなく、ひとつのカルチャーとなっています。

また、イギリス(イングランド・ウェールズ・スコットランド)では、製造から40年以上経過した車両は、「Historic Vehicle」として登録すれば自動車税が免除されるそうです。

日本とは偉い違いですね。

そもそもクラシックミニは、1959年、石油危機の影響で「燃費が良くて小回りの利く車を作れ」という時代の声に応えて誕生しました。

そうです!とてもコストパフォーマンスの良い車なのです。

そんな「小さくても、やるときゃやる!」という精神で作られた名車は、イギリス人だけでなく日本人にもピッタリだったのでしょう。



しかし日本では、「古い車=環境負荷が高い」という前提があるため、自動車税が割高になっています。確かに、最新のハイブリッド車やEVと比べれば、旧車は燃費も悪く、排ガスも多いかもしれません。でも、だからといって一律に増税してしまうのは、あまりにも単純すぎる議論ではないでしょうか?

そもそも、旧車オーナーの多くはクルマを大量消費するのではなく、「修理しながら長く乗る」という選択をしています。これは資源の有効活用であり、むしろサステナブルな行為。鉄やアルミ、樹脂など多くの素材が詰まったクルマを、新車に買い替えるたびに廃棄するより、今ある車を使い続ける方が、地球環境にとって良いという見方もできるはずです。

また、旧車は単なる移動手段ではなく、「文化財」としての側面も持ちます。クラシックミニ、ビートル、スカイライン、サバンナRX-7など、多くの旧車はその時代の技術・デザイン・思想を体現した「動く歴史」。それらに重税を課すというのは、文化を軽視することにもつながるのではないでしょうか?


どこかの中古車販売店の元会長の言葉を仮りるなら、「古い物を大事にする人への冒涜です!」(笑


もちろん、安全性や環境配慮の観点から、整備不良の車が野放しになっては困ります。でも、それは税で縛るのではなく、2年に一回の車検とメンテナンス整備で十分だと思うのです。

今後、日本でもイギリスのように、「クラシックカーは文化的価値がある」として、一定年数を経た車に税制優遇をするような制度が求められると感じています。旧車を大切にする人たちが、社会的に冷遇されることのないよう、制度面の見直しが急がれるべきです。


石破さんこの声が届いていますか?まぁ届いてないと思いますが...、こんな場所で今日は毒を吐いてしまいました。

クラシックミニ雑貨|日遊品 トミー1号2号

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