ミニが安心して維持できる「JMSA」の存在

JMSA(Japan Mini Specialist Association/日本ミニスペシャリスト協会)は、日本国内におけるクラシックミニの維持・発展を目的とした団体であり、全国のミニ専門店や整備工場が加盟しています。

この団体の誕生は、1990年代におけるクラシックミニ人気の高まりと密接に関係していて。その当時、日本国内ではローバーミニの輸入・販売が盛んに行われていましたが、2000年にローバー社がBMW傘下となり、クラシックミニの生産が終了しました。これにより、ミニを維持するためのパーツ供給や専門的な整備技術の継承が重要な課題となったことで「JMSA」が誕生しました。

そして、全国のミニ専門店のネットワークを強化し、正規ルートでのパーツ供給や技術情報の共有を推進することで、ミニオーナーが長く安心して愛車を維持できる環境を整える役割を果たしています。


象徴的な活動の「ジャパンミニデイ」

JMSAの活動の中でも特に象徴的なのが、毎年11月に浜名湖の渚園で開催される「ジャパンミニデイ」の主催・運営です。

ご存知の通りジャパンミニデイは、全国から3,000台強のミニが集まる日本最大級のイベント。単なるミーティングではなく、ミニに関する最新情報の交換、カスタム車の展示、キャンプなど、多彩なコンテンツを提供する場として機能しています。

最近は海外からの来場者も目立つようになりました。

そしてJMSAでは、このイベントを通じて、ミニの魅力を広めるとともに、専門店やパーツメーカーとの連携を深めることで、ミニ文化のさらなる発展を支えています。

例えば、JMSA加盟店が共同でオリジナルパーツを開発し、ジャパンミニデイで発表することで、新たなカスタムトレンドを生み出すこともあります。また、イベント内ではミニオーナー向けのワークショップが開催され、メンテナンスの基礎知識から高度なカスタマイズ技術まで、専門的な知識を学ぶ機会が提供されています。こうした活動を通じて、JMSAはミニをただの旧車としてではなく、ライフスタイルの一部として維持し続けるためのプラットフォームを提供し続けています。


未来とクラシックミニの継承

さらにJMSAは、クラシックミニの維持と発展を目的とした団体であると同時に、日本における自動車文化全体に貢献する役割も担っています。近年では、若い世代にミニ文化を継承するための活動にも力を入れており、SNSやYouTubeを活用した情報発信など、新たな試みを積極的に進めています。

ミニの魅力を動画や写真を通じて伝えることで、興味を持つ人々の裾野を広げ、単に車としての性能だけでなく、そのデザイン性やカスタマイズの自由度、そしてオーナー同士の交流なども効果的に伝えています。


何かミニの事で困り事や悩みがあれば、最寄りの加盟店に相談してみると良いですよ。



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