クラシック・ミニのボディカラーにまつわるエピソード
ミニの魅力の一つに、豊富なボディカラーのバリエーションがあります。
1959年の登場以来、多くの限定色や特別仕様車が生まれ、さらにオーナーの個性を反映してオリジナルでオールペンする人もいます。
ボディカラーは強い愛着を生みだす大切な要素となっています。
出典:ピンタレスト
代表的なカラーといえば、やはり「ブリティッシュ・レーシング・グリーン(BRG)」。この色は英国のモータースポーツの伝統に由来し、多くのミニ愛好家にとって特別な意味を持っています。クーパーSがモンテカルロ・ラリーで優勝した際にもこのカラーが使用され、その後もスポーツグレードの象徴として人気を博しました。
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また、1960年代から70年代にかけては、「オールド・イングリッシュ・ホワイト」も人気の色のひとつ。上品でクラシカルな雰囲気を持つこのカラーは、モーリス・ミニ・マイナーやオースチン・セブンなど、初期のモデルによく採用されていたそうです。
現在はツイードグレーになっていますが、我が家のミニも当初はこの色でした。
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一方で、ミニは時代ごとに流行を取り入れたカラーバリエーションを展開してきました。1970年代には「ブロンズ・イエロー」や「ベージュ系」のカラーが登場し、80年代には「タヒチ・ブルー」や「フレーム・レッド」といった鮮やかな色も増え。1990年代になると、ミニ・クーパーの復活に伴い、よりスポーティーな印象の「フレーム・レッド×ホワイトルーフ」なども登場し、象徴的な組み合わせとなりました。
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現在でも、オーナーの間ではボディカラーへのこだわりが強く、純正色を忠実に再現するレストアが行われる一方で、オリジナルのカラーリングにカスタマイズする楽しみも広がっています。
ミニのボディカラーには、それぞれの時代の空気やオーナーの想いが詰まっていて、単なる色ではなく、そのクルマの「歴史」を語る要素の一つとなっているようです。
ウチは97以降のミニなので、ドアの下の方に錆が....、そろそろ鈑金塗装が必要かなぁ(-_-;)
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